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検査機器の検査:i-StoneはゲージR&Rを使用して変動を低減

自社の検査機器が客先の地元のメーカーや多国籍メーカーに頼りにされていたら、精度を確保することは客先だけでなく、客先の顧客にとっても重要です。

この課題に直面したのは、マレーシアにある検査機器の設計と製造、ソフトウェア開発、治具と固定具の製造、電子工学などのエンジニアリングソリューションのワンストップソースi-Stone Technologyです。客先から精度について問い合わせがあり、自社の検査機器が仕様に準拠していることを、自社の検査員と客先の両方に確信させるソリューションを探すことにしました。

課題

i-Stoneが開発した機能検査機器

i-Stoneは、顧客それぞれのニーズに合わせてさまざまな機器をカスタマイズします。成功したことで、2007年には少数の従業員しかいなかったものの、今日、約100人の従業員を抱えるまでになりました。それでも、i-Stoneは、検査機器を客先に納入する前に、機器の一貫性を測定および定量化することが難しいと感じていました。

機器は顧客の仕様のみに基づいて評価されたため、i-Stoneの検査員が得た結果と顧客が得た結果に矛盾やばらつきがありました。これにより、問題を是正するコストが追加的にかかりました。顧客の不満は計り知れません。

Minitabによる支援方法

「あるお客様からMinitab Statistical Softwareを紹介されたため、既存のお客様から提供された標本を用いて、MinitabでゲージR&R分析を実行することで、出荷前に機器の一貫性を実証しようと考えました」とプロジェクトマネージャーのLee Yong Hoさんは話します。

Minitabレポート

Leeさんは、プロジェクトエンジニアの1人Noorsalzatul Azuraさんに、ゲージR&Rツールを用いて検査データを分析し、レポートを顧客に提出する作業を頼みました。マレーシアにあるMinitabの独立被許諾再販者Bizit SystemsによるMinitabトレーニングおよびワークショップに、2人とも参加しました。

「Bizitのトレーニングのおかげで、統計ツールの適用のしかたや、データの正しい解釈のしかたがわかりました。トレーニング中に使用された例とデータセットは、当社の業務に関連していました。同僚は、Minitabをより効率的に使用する秘訣とヒントを教わり、分析とレポートを簡素化できるマクロ機能を教わりました。」

LeeさんもMinitabに夢中になりました。「Minitabで気に入っているところはたくさんあります。インターフェイスは直感的、ツールは強力で包括的です。Minitabを初めて使用する人は、アシスタントメニューから始めて、適切なツールを選択して結果を分析することができます。」

結果

Leeさんとそのチームは、Minitabのタイプ1ゲージ調査、ゲージR&R交差調査、属性一致分析機能を使用して、検査機器の安定性と反復性を評価することができました。

「分布表と調査変動表を確認しました。生成されたチャートには、変動源がはっきりと示されていたので、ばらつきの原因を特定して、是正する適切な処置を取ることができました。中には、機械工のスキルアップや再訓練、または機械の予防保守の実施を示唆するものもありました。」

P差の実行図

i-Stoneは、検査機器を顧客に納入する前に、Minitabで検査機器のばらつきを測定および定量化し、使用試験手順を合理化できました。この強力な分析を簡単に適用することで、再作業のコストも年間2万ドル削減されました。

「製造設備の建造に携わるシステムインテグレーターとして、検査機器のゲージR&R受け入れ基準を達成するのは難しい作業です。Minitabを使用することで、資源を集中させて、ばらつきの発生につながる方法を改善できます。」

また、Leeさんは、顧客の満足により、i-Stoneの新しいビジネスチャンスが増えたと言います。

「お客様は、データ、チャート、グラフから当社がご提供する機器が最高品質であると、これまで以上に安心しています。変動および何が受け入れ可能かについて、共通認識を持つことができるようになりました!」

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